お子様との関係を良好に
お子様の成長過程で必ず出てくる悩み、それは会話不足です。
昔はあれだけたくさんおしゃべりしていたのに、最近は家に帰ったらすぐに自分の部屋に閉じこもってしまって会話していない。
会話をしていないから何を考えているのかわからない。
そんな悩みを持つ親御さんは少なくありません。
玄関からお子様の自分のお部屋まで、誰にも顔を合わさない設計になっているとだんだんと顔を合わす頻度が減ってしまい、会話がなくなっていくのです。
会話というのは親子だけに限らず人と人との関係を良好にするためにはとても大事なものです。
お子様自身と会話するのも大事ですし、両親がお互い仲良く会話しているのもお子様が見るのも大事です。
自分の両親が仲がいい姿を見るのはお子様の成長にとても効果があります。
そんな環境を作るためにも、まずは家族が集まりやすい空間にしてあげることが大事です。
玄関からお部屋に行くまでの間に必ずリビングを通らなければいけなかったら、自然と顔を合わせることになります。
お子様の通り道になっている場所を家族が必ず集まる場所にしてあげることもできます。
帰ってきたのかどうかもわからなかった状況から、家に帰ったら必ず「ただいま」「おかえり」が言い合えるようにしてあげるだけでも違いますよね。
また、勉強などが理由で自室にこもりがちなお子様も多いと思います。
そこでさいきんとても人気なのが、お子様の勉強空間をお子様の部屋ではなく、リビングの近くに移してあげること。
お子様の部屋は寝たり着替えたりするスペースにし、リビング近くの空いているスペースをスタディスペースとして活用する。
その工夫をするだけでお子様が今どんな勉強をしているのかもわかりますし、お子様自身も勉強について一人で悩まず、リビングにいる家族に聞くことができるます。
もちろん、思春期に一人きりになる時間もとても大事ですし、お子様のプライバシーもありますのであまり干渉しすぎるのはよくありません。
しかし、お子様の中には本当はもっと会話をしたいのにどんな風に話したらいいかわからない。
悩みを打ち明けられなくて困っている。
そんな悲しい思いも、リビングや生活環境に一工夫してあげるだけで解決できるのです。
家族全員がしっかりと会話をしてお子様の成長を見守ってあげることで、お子様との関係を良好に維持することができます。
生活環境を見直して、大切な家族が笑って暮らせる環境を作ってみてはいかがですか。