エクステリア〜オープン外構のメリット、デメリット〜
住まいの顔とも言えるのが外構です。
マイホームの印象を道行く人に与えるのは外壁や玄関ドア、外構などのエクステリアですので、そうした部分にこだわりを見せることで洗練された我が家を演出することができます。
周りと調和しながらも我が家らしさを失わない外構は佇まいも美しく印象的なものになります。
あらかじめしっかりとプランニングして、目的をはっきりさせることが外構を工事する際には大切なポイントとなります。
いま多くの方に注目されているのがオープン外構です。
これは狭小住宅でも狭く見せずに広がりを演出することができる外構です。
特徴としてそれまでは当たり前だったフェンスや鉄柵を造らずに開放的に演出したエクステリアのことです。
欧米などの住宅街ではこのオープン外構が一般的で境界線に柵などを作らずに低い樹木や草花を植えることもあります。
またタイルなどのカラーや模様を変えて異なる素材を使って敷地を区別することもあります。
このオープン外構の利点は狭い敷地でも広々とした印象を演出できる上に、風通しが良く、光も燦々とはいるので明るい住まいを演出できるという点があります。
高い塀や柵を使わないので植物を育てやすい日光のあたる庭をつくることができ、ガーデニングが好きな方にも最適です。
またこうしたオープン外構は使うエクステリア資材や設備が少なく済むので、コストがかからないという点も人気の秘訣です。
ただしデメリットもあり周辺の交通量も考慮すべきという点があります。
オープン外構は視線を遮るものが少ないので、プライバシーの確保という点においては配慮が必要です。
特に交通量が多い道路に面している住まいでは、プライバシーの確保が難しくなってしまいます。
また防犯性に配慮が必要という点も注意が必要です。
オープン外構は敷地への出入りがしやすいので敷地への侵入を防ぐことが難しく、防犯性能の面で工夫が必要になります。
ただし、塀や柵があることによって死角を作り不審者が隠れやすくなるという指摘もあるため、見晴らしのよいオープン外構が逆に防犯性に優れているという説もあります。
周辺の環境や敷地全体の配置を工夫して防犯性を高めるようなプランニングも必要です。
費用を抑えながら開放的で洗練された家周りを演出できるオープン外溝はこれからさらに人気が高まり、多くの新築物件で採用されていく外構と言えるでしょう。
自分らしい外構にこだわりたい方に多く選ばれている外構です。