エクステリアリフォームで覚えておきたいポイント
一戸建てのマイホームなどを出来るだけ美しく長持ちさせるためには、さまざまな定期的なメンテナンスが必要です。
しかし、多くは住宅内部の住宅設備機器や、住宅の外観と劣化に関係する塗装工事のメンテナンスをおこなうのが優先されて、エクステリアのリフォームは後回しにされる傾向があるのではないでしょうか。
そうはいうものの、庭の雰囲気や門、カーポートなどが含まれるエクステリア全般には、その家に住む人がマイホームにどのような想いや愛着を持っているのかが、しっかりとあらわれる部分でしょう。
たとえば、家の前方に広がっているメインガーデンにおけるウッドデッキなどは、庭に咲く花々や緑豊かな芝生を愛でるためのメインガーデン観賞用としてだけでなく子供やペットの遊び場としても、非常に役立つものではないでしょうか。
また、リビングの掃き出し窓を全開にすれば、そこでモーニングコーヒーやランチをするなど、リビングの延長とした楽しむ方法もいろいろとあるのです。
また、限られたスペースではあるものの、メインガーデン以外にある、家周りのサービスヤードは収納や家事のバックヤードとしても重要でしょう。
日常的に洗濯物を干す場所や、自転車などを置く場所、または料理に使うハーブや簡単な野菜などを育てるための場所としても役立ちます。
勝手口へと回るための通路として使うことも多いので、物を置いたり、庭としての演出を考えるよりも、通りやすさを優先するところでもあるでしょう。
なお、玄関までのアプローチは建物や塀、フェンスなどとのバランスが重要で、オープンタイプにするのか、クローズタイプにするのかによっても、さまざまに変わってきます。
通常、オープンタイプには解放感がありますが、自分の敷地内に人や動物が入り込んでくる場合も考えられるので、プライバシー重視の方にはあまり向かないタイプかもしれません。
また、クローズタイプはプライバシーが確保しやすく、防犯に役立つ反面、不審者などに内側に入り込まれた場合、外からは見えにくく分かりにくいため、逆に危険なこともあるのです。
そこで、どちらのタイプであっても、最近は非常に便利な防犯カメラなどの設置が簡単にできますので、利用するのも一つの手段ですし、両方の良いところを取り入れて、セミオープンタイプにするという手もあります。
どのようなエクステリアにしたらよいのか迷う場合には、専門家に相談してみてはいかがでしょうか。