トイレリフォーム!~水漏れの場合~
みなさん、普段トイレのお手入れをどのように行っているでしょうか?
毎日しっかり綺麗にしている方もいれば、週一回程度しかお掃除をしないという方もおられるかと思います。
普段毎日使う場所であり、毎日お手入れするのが理想的でしょうが、やはりトイレは汚い場所です。
一人暮らしで自分のために掃除するならまだしも、人の排泄物が通ったトイレを掃除するのはあまり気分のいいものではありませんよね?
しかし、あまり手入れせずに放っておくと、配管などが劣化し、水漏れが起こってしまう場合があります。
トイレも消耗品です。
いつ水漏れが起こってもおかしくありません。
そこで今回は、主なトイレの水漏れの原因と、その対処方法についてご紹介したいと思います。
トイレの水漏れの原因としてもっとも多いのが、給水管接合部位からの水漏れです。
トイレの給水管とはトイレに水を供給する細い管のことで、これは壁の中や、床の下に設置している場合がほとんどです。
この配管がトイレの止水管とつながっているのですが、配管のメンテナンスを怠ると、その接合部位が劣化し、水漏れが起きる場合があります。
なので、お風呂だけでなく、トイレの配管も定期的にメンテナンスする必要があります。
次に多いのが、トイレの止水管からの水漏れです。
止水管とは、トイレの元栓のことで、ここを開けたり閉めたりすることで、水が流れる仕組みになっています。
普段何もない限りはこの部分を触ることはないのですが、配管と同様に、長年放置しておくと経年劣化を起こし、水漏れの原因となる場合があります。
以上のように、トイレの水漏れは、配管の経年劣化によって起こる場合がほとんどです。
それでは、これらの部分に関する、トイレリフォームの方法についてご紹介していきます。
まず、給水管接合部位ですが、この部分には通常パッキンが入っており、水の通り道をパッキンによって塞いでいます。
ところが、パッキンは消耗品なので、放っておくと劣化し、水漏れの原因になります。
配管の接合部位から水漏れが起こった場合は、最初にこのパッキンをチェックしてみてください。
大抵の場合、このパッキンを交換してあげることで、トイレの水漏れはなくなります。
次に、止水栓の修理方法についてお話します。
トイレの止水栓にはいくつか種類があるのですが、そのほとんどにパッキンが取り付けられています。
実は止水栓においても、このパッキンが問題となっている場合がほとんどです。
まず、パッキンをチェックしてみて、古くなっている場合は、交換してあげてください。
また、止水栓はナットの部分が、何らかの理由でゆるんでしまって、水漏れを起こしている場合があります。
ナットがゆるんでいる場合は工具を使って絞め込んであげましょう。
どうでしょう?
トイレ水漏れに関するリフォームは、実は結構簡単にすることができます。
水漏れがまだ起こっていないお宅も一度、原因配管部分や止水栓を確認してみてはいかがでしょうか?