バリアフリーリフォーム~キッチン編~
高齢者のためのバリアフリーリフォーム、次は、キッチンについてです。
「キッチンにバリアフリーリフォームなんてあるの?」とお思いの方もいらしゃるとは思いますが、毎日、調理や洗い物をするキッチンだからこそ、少しの工夫で、使い勝手が格段に良くなるのです!
「別にキッチンは今のままでも大丈夫」とお思いのあなた!!思い出してみてください。
普段、キッチンを使っていて、腰が痛い・立ったままで足が疲れる・棚が高すぎて、収納するのに一苦労・・・・など、キッチンの不便さを感じることが多々あったと思います。
高齢になれば、体の機能が衰えるため、ますますキッチンの不便さを感じることでしょう。
では、どうすれば、高齢になっても、快適に使えるキッチンになるのか。その具体例をご覧いただきましょう!!
■シンクの高さは最適!?
シンクの高さが、自分に合ってないと感じたことはありませんか。
シンクの高さが高すぎたり、逆に、低すぎたりすると、足腰に負担がかかる姿勢を強いられ、ひざ痛や腰痛の原因となってしまいます。
ご自身にあった最適な高さのシンクを選ぶように心がけましょう!
■長時間の立ち仕事がつらい!?
洗い物や料理など、キッチンに立ち仕事はつきものと思っていませんか?
「座ったままでは、料理がしづらい・・・」とお思い方もいらっしゃるとは思います。
ですが、そう思ってしまうのは、普通のキッチンは座って作業ができるように作られていないからなのです!
バリアフリーキッチンは、シンクの下側が空洞になっており、椅子に座ったままでも、楽に料理ができるように設計されています。
座って料理、洗い物ができれば、体への負担を大幅に軽減することができますよね!
また、シンクの下を空洞にすることで、車いすでも、料理を楽しむことができます。
老後も料理を楽しみたい!という方に、うってつけです!
■換気扇のスイッチの位置が高すぎる!?
「換気扇のスイッチの位置が高すぎて、つらい!」と思ったことは、一度や二度ではないはずです。
高齢になると腰が曲がってくるため、高い位置にあるスイッチは、今まで以上に体に負担がかかってしまいます。
そこで、オススメしたいのが、リモコン式の換気扇です!
リモコン式なので、高い位置に手を伸ばしてスイッチを押す必要がなく、簡単に換気扇をつけることができます。
椅子に座ったままでも、換気扇をつけることができるので、座ったまま料理をすることもできますね!
キッチンを変えるだけで、老後も楽しく料理をすることができます。
おいしい料理を作って、お孫さんたちを笑顔にしましょう!