対面型キッチンとクローズドキッチン
キッチンのタイプはいくつかあるのですが、そのひとつにまず対面型キッチンが挙げられます。
これはキッチンがリビングに面しているタイプであり、メリットとしてはリビングとのコミュニケーションがとり易いこと。
従来の壁に向かうタイプのキッチンの場合ですと、リビングが背後側になったりしますからコミュニケーションをとり難かったりします。
その点、対面型キッチンですとリビング向きとなっていますので、リビングにいる子供などを見ながら料理をすることが可能です。
ですから料理をしている時にも安心ですし、子育て中の家庭にもおすすめと言えるでしょう。
反対にデメリットもあるのですが、例えば臭いや油煙が部屋に広まり易いこと。
ガス代の位置がリビング側になってしまいますので、臭いや煙の影響が出てしまうことがあるのです。
ですから生活スペースに臭いが付くのは気になる時には注意した方が良いかもしれません。
キッチンのタイプに壁面に面したキッチンもあります。
所謂クローズドキッチンですが、このタイプならではのメリットもありますので見てみましょう。
例えばリビングから見えないため突然の来客があっても安心です。
キッチンは常にキレイにしておきたいものですが、時には片付けができていないこともあるものです。
そういった時に限って来客があったりすると困るところ、クローズドキッチンなら安心。
リビングから見えませんし、生活感が出るキッチンを隠せるというのは大きなメリットと言えるのではないでしょうか。
対面式と違って臭いや油煙が広まり難いのもメリット。
隅の方にキッチンを配することになりますから臭いなどの心配も小さくなるはずです。
ですから臭いが出易い焼き物などにもトライし易く安心と言えます。
デメリットとしてはやはりコミュニケーションが取り難いことでしょう。
リビングも見え難くなりますから、子供がいたりすると心配で料理に集中し難くなるかもしれません。
熱気がこもり易いのもデメリットです。
空気の通り道が少ない為に料理中の熱がこもってしまいます。
特に夏場ですと暑くなってしまいますので、汗だくになりながらの料理になってしまうこともあるのです。
それぞれのキッチンによってメリットやデメリットが異なりますが、後で後悔をしない為にもよく考えて導入することが大切です。
特にキッチンは一旦を施工すると変更をするのも簡単ではありませんので、自宅にはどんなキッチンがあった方が良いのか、特徴をしっかりと理解して選択するようにしましょう。