本当は怖い!?お風呂場の水漏れ~対処編~
ここまで、お風呂場の水漏れの原因、実害についてお送りしてきました。
実は数年前、お風呂場からの水漏れによって脱衣所の床が腐食し床が抜け落ちるという事態が私の家で起きてしまいました。
腐食した木材は、スポンジのように柔らかくなっており、腐葉土のようなににおいがしたことを今でも覚えています。
やはり、たかがお風呂場の水漏れと侮ってはいけません!
そこで、『本当は怖い!?お風呂場の水漏れシリーズ』ラストは、水漏れの”対処法”についてです。
ここでは、”原因編”であげた事例の対処法について、ご紹介していきたいと思います。
■風呂場の蛇口、混合栓からの水漏れ
以前の記事でお伝えした通り、蛇口・混合栓からの水漏れは主に内部のゴムパッキンの劣化が原因です。
つまり、ゴムパッキンさえ交換すれば、水漏れは止まります。
ゴムパッキンはホームセンターなどで安易に購入することができるので、自分で水漏れ修理をすることが可能です。
もし、ゴムパッキンを交換しても水漏れが止まらない場合は、蛇口、混合栓それ自体が劣化、破損している可能性があるので、蛇口、混合栓を丸々交換する必要があります。
ここで注意点!素人が行えるのは、あくまでも簡単な部品交換ぐらいです。
少しでも修理に不安がある場合は、専門業者に相談しましょう!
■お風呂の排水口からの水漏れ対処法 / ■浴室の隙間、結合部からの水漏れ対処法
この二つの水漏れ対処は同じなので、まとめて説明させていただきます。
この二つの水漏れの原因は、隙間や結合部のパテ、パッキンの劣化によるひび割れや亀裂が原因です。
ホームセンターで売っている防水パテを亀裂箇所の上から上塗りすることで、水漏れを防ぐことができます。
しかし、ここで要注意なのが「家の土台となる木材にすでに水がしみ込んでしまっていた場合」です。
この状態ですと、水漏れを修理できたとしても、すでに木材が腐食状態になっており、水漏れを修理した後も、さらに腐食が進んでしまいます。
また、万が一、腐食箇所にシロアリなどが発生していた場合、取り返しのつかないことになってしまいます。
このような事態を防ぐためにも、排水溝、結合部からの水漏れは、専門の業者に依頼すべきであると言えます。
いかがでしょうか?
お風呂場の水漏れに関して、少しでもご不安な点がある場合は、お気軽に弊社までご連絡ください。
弊社の経験豊かなスタッフが、皆さんのご不安を確かな技術で解消させていただきます!