水道代を節約するには
水道代は2ヶ月に1度請求されるのが一般的ですが、水道料金は、たとえ水を使用しなくても請求される基本料金と、使用した分だけ請求される水道使用量によって決まります。
そこで今回は、水道代が高いなと感じている人に向けて、誰でも簡単に水道代を節約できる方法をご紹介いたします。
水道代を節約しようと思った時に、一番に考えつく場所がトイレという人は意外と多いものです。
しかし、トイレでの節約はあまりおすすめできる方法ではありません。
トイレの水を節約する方法としては、給水タンクにペットボトルを入れるという方法が有名です。
給水タンクにペットボトルを入れることで、一度に流れる水の量を抑えるという仕組みです。
しかし一度に流す水の量はメーカーが何度もテストをし、適切な量を計算しています。
汚物が流れればよいというわけではなく、便器を出て排水管を通り10メートル以上流す必要があるのです。
トイレの水の量を制限すると、後になって詰まりが発生し、余計な修理費用がかかるリスクが高まるのです。
トイレの正しい節水方法としては、大と小のレバーをきちんと使い分けるのがよいでしょう。
大と小では7リットルもの差があるので、この積み重ねはかなりの節約になるといえます。
次に洗濯をする時の節水方法です。
洗濯の際にはお風呂の残り湯を使うことが節水には効果的です。
残り湯を使うことに抵抗がある人もいるかもしれませんが、すすぎには水道水を使うのでまったく問題はありません。
脱水を短く設定している人もいるかもしれませんが、脱水をしっかりかけることで、その後のすすぎできれいに洗剤などを落とすことができます。
脱水はしっかりとかけるようにしましょう。
最後にお風呂での節水方法です。
お風呂で湯船にお湯を溜めると、平均で約200リットルのお湯を使うことになります。
この量はシャワーを15分間使う量に相当します。
家族全員がシャワーを使用すると、かなりの量の水を使用することになります。
しかし今使っているシャワーの穴を小さくすることで、大きな水道代の節約につながります。
シャワーヘッドを節水タイプのものに交換してみましょう。
シャワーの穴が小さくなることで、水の使用料を減らせるのと同時に、水の勢いも増し、以前と変わることなく使うことができるのです。
シャワーヘッドを変える際には、一時止水の機能がついているものを選ぶと、シャンプー中にすぐに止めることができ、水道代の節約につながります。