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浴槽の種類〜FRP編〜

ひと口に浴槽といっても、その種類は決して少なくはなく、素材もさまざまであり、大きく分けると人工大理石、FRP、ホーロー、ステンレス、木製、タイルなどに分類できます。
今度は4回に渡って浴槽の種類を紹介していきます。
今回はFRPについてお話します。

 

FRP(エフアールピー)とは、ガラス繊維を強化したものであり、ガラス繊維強化プラスチック(fiber glass reinforced plastic)の略です。
最近の浴槽の素材としては、一般的なものであるとともに、肌触りが良いところを十分に備えている樹脂素材だといえるでしょう。
ステンレスの方が若干勝るものの、耐久性や耐衝撃性にも優れているなどの特徴を持ち、防水性や保温性があって、軽量であることもこの素材のメリットです。
また、工業品ならではのカラーバリエーションの豊富さと、お手頃な価格もこの素材が浴槽として一般的に広まった理由でしょう。

また、補修がしやすいというメリットもあります。
他の材質であると、修理が必要になった場合は他のものに取り変えるか、他の素材で補修をします。
FRPの浴槽は表面は塗装がなされています。
そのため、ひび割れなどの修繕が必要となった場合はFRPの補修と塗装修繕で治すことができます。

そのうえ、穴を空けることが比較的簡単なので、後付けで他の付属品などを取り付けしやすいのです。

ただ、この素材の問題点を挙げるとすると、色に関わらず汚れが目立ちやすいところです。
しかし、近年では材質の改良が進んでいるため、性能やデザイン性などでも、ほかの浴槽製品に勝るとも劣らなくなっています。
そのような観点から見ると、FRPは今後もますます浴槽としての幅やすそ野を広げていく素材だといえるのではないでしょうか。
汚れを防ぎたいという場合はクリアコーティングをお願いしましょう。

特に浴槽に対してこれといったこだわりがない方は価格と耐久性のバランスの良いFRPの浴槽がいいでしょう。