住宅専門リフォーム会社 アールホームリビング

お問い合わせ

開放的なお家に住みたい!

開放的なお家は、そこに住む人々の暮らしを豊かにしてくれます。
開放的なお家は、必ずしも郊外の住宅でなければ可能なわけではありません。
京都の町家は、かなり密集した中に住宅が建ち並んでいますが、一軒一軒はとても開放的な間取りです。
町の中でも工夫次第で開放的なお家を造ることができます。

開放的なお家は、広めの玄関に大きめの窓、仕切りを少なくした内部空間などの特徴がありますが、必ずしも面積が広いわけではありません。
開放的なお家をつくるためには、外部空間をいかに取り込むかの工夫が大切です。
大きな前庭がとれる場合は、住宅の南面を前庭に向けて開け放つことで開放的な空間をつくることができます。
南面に大きな前庭がとれない場合は、部分的な中庭をとることが効果的です。
中庭は全てを建物で囲う必要はなく、コの字のに囲んで、塀を設ける方法もあります。
外部からは見えない中庭に面して大きめの窓を設けたり、縁側を設置して外部空間と内部空間をつなぐスペースをつくることで、空間を開放的にすることが可能です。

開放的なお家は、平面的に開放的なだけでなく、立体的に開放することも可能です。
その場合は吹き抜け部分を設置することが効果的です。
温暖な地域では居間の上部を吹き抜けにし、居間から2階部分が見渡せるような空間をつくることで、立体的な開放が可能となります。
吹き抜けは寒冷地では暖房に無駄が出てしまいます。
寒冷地での吹き抜けは、1階部分に広めの玄関をとり、2階へ上がる階段を含んだ吹き抜けとすることで、開放的な空間が出来上がります。

部屋の間を仕切る間仕切りは、必要最小限に設置することで、開放的なお家をつくることができます。
特に、接客室や子供室は無理に仕切る必要はなく、開放できる間仕切りに留める方が部屋を有効に使えます。
夫婦の寝室や老人室などのように、プライバシーを保たなければならない必要のある部屋には間仕切りを設置し、リビングやダイニング及びキッチンは、緩やかなゾーニングに留めるのが開放的な空間をつくるコツです。

開放的なお家は単に面積が広ければ良いのではなく、内部の部屋のつなげ方や、外部空間の取り込み方により空間を開放的にすることが可能です。
家族が同じ部屋で過ごすことの多い日本では、プライバシーの考え方を緩める必要があります。
欧米の住宅はプライバシーの考え方が厳格なために個室で区画されていますが、公園や広場は公共的な空間として開放されています。
国柄によって開放的な空間をつくる場所は異なります。