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L型キッチンの特徴とは?

女性が住宅を設計するとすれば、キッチンに力を入れる人が多いのではないでしょうか。
男子厨房に入らずと言う言葉があるとおり、昔から厨房は女性の部屋のような所だからです。
兼業主婦であれば、自宅に帰ってからの時間の多くをキッチンで過ごすことになるでしょう。
また、専業主婦でもキッチンの滞在時間は長くなるに違いありません。
そこで、キッチンのデザインや形、使いやすさを考慮して設計をしていく必要があります。
今回はL字型キッチンについてご紹介致します。

L字型キッチンは、名前の通りL字に曲がっているのが特徴です。
L字に曲げているのは、壁の角っこも利用してキッチンのスペースにするからです。
通常、壁の角はデッドスペースになることが多いですが、L字型にすることで、作業スペースが広くなるのです。
そのため、複数人でお料理をする時にはとても便利です。
例えば、旦那さんが料理を手伝ってくれるときには、狭いキッチンだと旦那さんが邪魔になり、それが夫婦喧嘩の元になってしまうことがあります。
また、姑と嫁が狭いスペースで料理をする時も、お互い気が引けてしまうことがあるのです。
L型キッチンだとそのようなこともなく、楽しく一緒に料理ができそうですね。

また、作業場が広いということは、その下の食器棚のスペースがたくさんあるということにもなります。
家族の人数が多いご家庭にぴったりでしょう。

しかし、L型キッチンは、角の下の収納部分にデッドスペースができるという問題点もあります。
他の収納棚のスペース自体は広いのでそこで補うといいでしょう。

また、スペースが広いという特徴があるため、シンクとコンロが遠くなってしまう場合があります。
実際に使うときのことをイメージし、複数人で使う方が多いのか、一人で使うことの方が多いのか考えて、シンク、コンロ、冷蔵庫の距離を考えましょう。

L型キッチンはスペースが広く複数人で料理が楽しめるキッチンです。
お子様と一緒に料理がしたい方、パーティーで友達と料理がしたい方などにおすすめです。